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六世家元 篠塚梅扇逝去にあたり

謹啓 孟冬の候 みなさま益々ご清栄のことと存じます
平素は京舞篠塚流を応援いただき誠にありがとうございます
去る六月十八日に京舞篠塚流六世家元の篠塚梅扇が病気療養中のところ
残念ながら治療の甲斐なく永眠いたしました
ご通知が遅れましたこと深くお詫び申し上げます
ここにあらためて生前のご厚誼に深謝し心よりお礼申し上げます
 
さて故篠塚梅扇亡きあと篠塚流をどうするかを名取一同で協議しましたところ
家元はしばらく留め置き今回篠塚梅晃が篠塚流の代表を預かる事となりました
謹んでここにご報告申し上げます
名取一同故人の遺志を継ぎ舞の道に励み篠塚流を次の世代に繋いでいくことに
精進する所存でございます
故家元同様今後とも格別のご指導ご支援を賜りますよう何卒お願い申し上げます
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます
                               謹白
令和六年十二月一日
          
                 京都市左京区吉田近衛町二四
                          京舞篠塚流

拝啓 向寒の候 皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます
 さてこの度 京舞篠塚流の代表をさせていただくことになりました
微力を尽くして専任いたす覚悟でございます
先日 六世篠塚梅扇の遺志のもと 八坂神社常磐殿にて名取式を
執り行い 五名の新名取が誕生いたしました
 一年後の令和七年十二月七日先斗町歌舞練場於
六世篠塚梅扇を偲んでの「京舞篠塚流の会」に向け
励んでまいります 
 今後共一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げますと共に
略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます
                           敬具
  令和六年十二月一日
                    
                    京舞篠塚流 篠塚梅晃

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